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01 シリーズ第一回目は、「Fuuyaan展'09」のインタビュー&ルポ!

石畳のある細い通路を奥へ奥へ。
工房の手前にある木造の階段を上がったところに
ギャラリーがあります。

昔ながらの京都を感じさせるとても趣のある空間に、
かけじく仕立ての墨絵や浴衣などの和作品がとても映えます。
浴衣は洋風のデザインと、注染染め(ちゅうせんぞめ)で折衷の面白さも……。

今回の展覧会のテーマである、「ハレの日も、ケの日も」に沿って、晴れの日を漫画風に繰り広げられた絵巻物。
人物イラストの等身をいつもと少しだけ変えたことで、ちょっぴり可愛い印象に仕上がっています。

桜の花びらをいっぱいに散りばめた春らしい作品。
こちらは今回の展覧会のメインタイトルともいえる新作です!

せっかく友禅染めの工房があるのだから、作品も友禅染めのものを、ということで帯はすべてナオミオリジナルのデザインが施されました。
展示されている帯作品は、壁のイラスト作品とリンクしています。

着物の世界観を表現するためにも着付けを学び、トルソーを使っての展示も行ないました。ちなみに、着物は着付けの先生のコーディネートによるもの。

また、期間中は友禅染めのワークショップも実施。
同じナオミイラストの型なのに、作り手が変わるだけで 出来上がる作品は本当に十人十色。
どれもふたつとない個性的な仕上がりだったのが、とても興味深かったです。
参加してくださった皆さんも、とても楽しんでくださいました!

 

●プチレポートを見る!

販売物は着付けのイラスト柄の手ぬぐいや、
ちょっとしたお土産にと、和菓子の入った小箱、
その他、和紙のポストカードなど、あくまで和テイストにこだわりました。

 

アーティストバンク ジャパンの久々のアート展は、
桜が満開の、1年でもっとも美しい季節を迎える京都で行ないました。
四季折々に色とりどりの表情を見せ、 そこかしこに歴史と芸術の香りを漂わせる京都は、
ABのアート系中心の活動拠点として、ひじょうに興味深い場所です。
そんな場所で、今後もこのようなイベントを積極的に開催していきたいと考えています。
ABの皆様、その際はご協力をなにとぞよろしくお願いします!

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